抗酸化作用のあるセサミンの気になる分子量

セサミンはゴマリグナンという成分の一つで、化学変化をしてエピセサミン・セサミノール・エピセサミンという物質に変化します。
これらは一般にリグナン類と呼ばれます。

エピセサミンはセサミンの精製の際にセサミンの一部が変化したものです。
私たちが通常摂るセサミンは、セサミンとエピセサミンが混ざったものであるということができます。
ちなみに、ごま油には0.5〜1.0%のリグナン類が含有されています。
すりごまには0.4%。つまり、すりごま100gに対してセサミンは0.4g含まれている計算になります。

この数値は意外な結果かもしれません。
セサミン=ごまというイメージが強いので、ゴマにはもっと多くのセサミンが含まれていると想像していた方も多いのではないでしょうか。
確かにゴマはセサミンを多く含んだ食材、というよりむしろセサミンはゴマ独自の成分です。

にもかかわらず、ゴマの中に約0.4%しか含まれていないのです。
ですのでゴマから直接セサミンを摂ろうとすれば、かなりの量のゴマを食べなければなりません。
実際一日に必要なセサミンの量は10rと言われていますから、ゴマの量に換算しますと3000粒程になります。
ゴマを3000粒も摂るのは非常に大変です。

そこで、効果的にセサミンを摂取できるサプリメントの人気が高まっているのです。

Copyright (C) 2013 All Rights Reserved. 抗酸化作用で若返り